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NIFTYのSYSOPという職業

NIFTY-ServeのSYSOPは、運営会社である NIF(当時)との契約で、ユーザのアクセスに比例するロイヤリティをもらうという契約になっていた。当時のサービスは、1200bpsの接続で、3分10円かなんかという料金体系で、各自のフォーラムへのアクセス時間に対して一定の割合で報酬をもらうという形態であった。

Wikipedia にも私が、NIFTYからの収入だけで、4,000万円あったという話が書かれているが、これは何かの講演の折に、話したことを基にしていると思う。

さて、これは正確とはいえないが、ピーク時で確かに月次で300万円を越えていたことも確かである。

これでも私は全体の7, 8 位だったと思われ、さらに上がいた。確かトップは Windows フォーラム(当然だろう!)、次が FSDR、その次に FMAC (マッキントッシュフォーラム)が続くという感じだったと思う。

当時、アクセス上位の SYSOP でミリオンシスオペクラブというのがあって、これはNIFTYの主催で2,3回会合、会食が行われたと思う。Windowsフォーラムなどは、運営会社を組織していて、推定年間2億円くらいが、NIFTYからのロイヤリティ収入だったと思う。

これに比べて、私は一人でやっていた。うけざらはすでにネットワークカタリストになっていたが、彼らのやり方とはだいぶ異なっていた。

当時のミリオンのメンバーの消息は私は全くわからないが、Windows フォーラムをしていた坂本氏の会社は、その後 SEO の会社になり、その関係で一度会ったことがある。

最終更新日: $Date: 2008-10-17 08:45:29+09 $